超報道写真018

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前回(第拾漆囘)について、前田成明さん(@Mseimei)からTwitterでコメントが届いた。

https://twitter.com/Mseimei/statuses/395609141965623296

これは多分、ぷちぷち使ってますね(文字のエッジがぐちゃぐちゃしてる)

 

梱包材の「ぷちぷち」を印画紙に密着させた上から印字するという実験の結果……

 

で、18回目は馬の登場。本文がいよいよ綺麗になってきた。

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今月は25回目まで紹介する予定。

 

超報道写真015

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15回目は府川氏お気に入りの回らしく、「まるで一万円札みたいな一万円札、ってタイトルは俺が考えたんだ」と言っていた。(スキャン時の裏写りがひどい。ご容赦ください。ア○トネ○チ○ーの広告だとわかったりする)

 

f:id:koikekaisho:20130830145153j:plain クレジットも遊んでいる。

 

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バブル経済時代のお話である。

超報道写真014

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14回目。タイトルは焦げちゃうんじゃないかというくらい焼き込んである。

 

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築地系とあるのは、築地活版製造所の見本帳からではないということ。

本文は今ではモリサワパスポートにも入っている「築地体三号細がな」に似た書体。文字の大小のメリハリがすごい。それに合わせて組んでいるので(禁則もキツい)もはやベタ組みではない。

 

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超報道写真013

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13回目である。

成田闘争なんていっても、今では「???」だろうが、この頃はまだそういう人たちがいた。

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同じ大日本印刷の活字でも、8ポや9ポのものはよく見たが16ポとなるとあまり見ていない。

とはいえこの時代にはまだ現役だったはず。

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本文の姿を見ると、ところによってけっこう詰め組をしていることと、自家製文字盤のために文字の濃さにばらつきがあることがわかるが、それに気づくのは業界の人間だけかもしれない。

http://togetter.com/li/576274

を見ていただければ、さらに詳しいことがわかる。

 

超報道写真012

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第12回。タイトル文字の滲みが渋い。

「レールの幅のわずか六、七ミリの狂いで脱線してしまう」ことはJR北海道が証明しました。

 

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凸版印刷30ポイント明朝はタイトルなのか本文なのか……本文は秀英体っぽいんだが。

 

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前田成明さんからTwitterでリプライをいただいた。

 

「写植機はPAVO-KV。自作文字盤は寄り引きが微妙にずれるので、のちには書体によっては本文でも1字ずつ調整しながらの印字でした。印字濃度も薄いので仮名は光量を上げたりとか、手元はけっこう忙しかったです。」